著者: 齋藤真嗣 出版社: サンマーク出版 サイズ: 単行本 ページ数: 206p 発行年月: 2009年3月 ISBN: 9784763198907 |
書評 |
昨年、ベストセラーになった話題の本。分かりやすい主張と具体的な処方箋が示されています。 著者は次のように主張します。健康に良い体温というのは、一般に我々が思っているより高く36.5度〜37.1度ぐらいである。免疫力は1度下がると30%減少し逆に1度上がると500%〜600%もアップする。がん細胞が35度台の低体温のときにもっとも活発に増殖することや、ホルモンバランスの正常化や老化防止、さらにダイエットへの効果からも、体温を上げることを大事だと。 そして、そのための方法として、まずは1日一回体温を上げることからはじめて、常に体温が高い体質を作ることをすすめます。具体的には、一時的に確実に体温を上げる入浴することがすすめられ、それから、常に体温の高い体質をつくるために筋トレがすすめられています。筋トレと言っても、ムキムキの筋肉を作るのではなく、脳から筋肉への神経経路を鍛える質の良い筋肉をつくこと大事だとしています。 誰もが確認できる体温について、その目標体温と、それによる効果、そしてそうなるための方法について、明確に書かれた本ははじめてかもしれません。我々も、以前から体温を高めることの重要性を認識して健康カレー作りをしてきましたが、今まで知らなかった情報も書かれていました。また、体温と食事との関係については、あまり詳しく書かれていませんが、著書ではトマト、にんじん、リンゴを採ることなどが勧められています。 それらの材料ももちろん入っている健康カレー本舗のカレーは、カレーの効果として医学的に実証されている体温の上昇効果(詳しくはリンク)を、最大限にするようにして開発された商品ですので、我々が目指している方向の正しさを再確認でき勇気づけられる本でした。
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