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健康カレー本舗

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健康カレーの作り方(カレーレシピ)

食を通じてできるだけ多くの人により健康的な生活を”
それが、健康カレー本舗の願いです。

カレーには多くの和漢素材が使われており、体温を上げるたり、脳血流量を増やすなどの様々な効能があることが研究で明らかになっています。(詳しくは丁宗鐵著『「カレーを食べる」と病気はよくなる』)

様々な和漢素材がブレンドされたカレーをうまくアレンジすれば、食べれば食べるほど(出来れば毎日、特に朝食として)、様々な形で健康をサポートしてくれる健康食品になるのです。

このページでは、毎日食べて健康になる体によい健康カレーの作り方を、家庭でもできるポイントを紹介します。

添加物を使わない
添加物がすべて危ない訳ではありませんが、複合摂取など問題があり、できるだけ摂取を少なくした方が良いと言われています。(詳しくは、安部司著『食品の裏側』)また、添加物に頼った味付けは味覚の感受性を衰えさせてしまいます。そこで、毎日食べる1食を無添加のカレーにすることで、必然的に添加物の摂取を減らすことができます。

スパイスの力を活かす
スパイスは様々な和漢素材で出来ています。それらをうまくブレンドすることと、そのスパイスの力を活かすようにつくることの2つが大事なポイントです。

野菜の種類をできるだけ多く使う
カレーはうまく作ると、沢山の種類の野菜を同時に取ることができる食品です。残留農薬の心配が少ない安心できる野菜を沢山使いましょう。

低塩分・低カロリーに仕上げる
毎日食べる1食を、低塩分、低カロリーにすることで、現代人が摂りすぎている1日の塩分とカロリーの摂取量が抑えられます。


カレーを毎日食べた方が健康によくても、カレーを毎日つくるのは大変です。手間暇をかけてこだわって作ってつくった健康カレーですから、栄養やスパイスの力が失われないように保存方法にもこだわりましょう。

カレーレシピ


では具体的な作り方を紹介していきます。

無添加にこだわりたいので、添加物やアミノ酸分解物が多く含まれる市販のルーは使うことが出来ません。
ですので、手間が掛かりますが、パウダースパイスのブレンドとスープをとる必要があります。

 

カレーレシピ1

1.スパイスのブレンド〜

スパイスのブレンドは、丁先生の著書(『「カレーを食べる」と病気はよくなる』)などを参考に、自分の体調にあったブレンドをすることがベストですが、まずは市販のカレー粉(市販のカレー粉には一般的に15〜20種類のスパイスが入っています。)をベースに、2,3種類のスパイスを加えることをお勧めします。
ここでは、市販のスパイスにカルダモンとディルとクミンを加えます。
加えるスパイスは、パウダーのものでも良いですが、出来ればホールのものを軽くフライパンで煎ってから、コーヒーミルなどで細かくすることをお勧めします。

カレーレシピ2

2.スープの準備〜

一般的な顆粒や固形のスープは便利なのですが残念ながら添加物の固まりですので、手間がかかりますが、スープを取る必要があります。ここでは、鶏ガラスープを使いますが、鶏ガラスープにプラスして、昆布や鰹の出汁を少し加えても、おいしく仕上がります。

鶏ガラスープの取り方

@.鶏ガラを良く洗う
鶏ガラ1羽分を水洗いして血や脂を取り除き、出刃包丁でぶつ切りにします。ここで、血や脂のクリーニングをしっかりやっておくことが、雑味のないおいしいスープをとるためのポイントです。

A水の状態から煮る
水10カップ(半分ぐらいは蒸発します)に、鶏ガラと青ネギを入れ、強火で煮ます。

Bアクをとる
煮立ったら弱火にしてアクをすくいます。そのあとは、クツクツ沸騰するぐらいの火にして、アクを取りながら1時間ぐらい煮ます。

Cスープをこす
火をとめて、表面に浮いたアクと脂をすくい取り、こしてでき上がりです。

カレーレシピ3

3.野菜の準備〜

毎日食べるカレーですから、できるだけ沢山の野菜を、まとめてとりましょう。
具材として残す野菜以外は、フードプロセッサーなどをつかって、すべてペーストにしてしまいます。

具材となる野菜:
にんじん100g
ジャガイモ100g
※それぞれサイコロ状に切る

ペーストにする野菜:
トマト 200グラム
カボチャ   50グラム
玉ねぎ    30グラム
にんじん    20グラム  
キャベツ    20グラム
大豆の水煮    20グラム
ほうれん草  10グラム

そのほか、ナス、ピーマン、セロリ、枝豆、ゴマなどなど、 どんな野菜でも、バランス良く入れてもらえれば大丈夫です。
なお、使うお野菜は残留農薬の心配が少ない国産の野菜がお勧めです。

4.その他の材料の準備〜

・国産鶏の胸肉またはモモ肉
※一口大に切っておく
・オリーブオイル 10グラム
・牛乳、ヨーグルト、エバミルクなどの乳製品 50グラム
・塩10グラム

 

カレーレシピ5

5.調理開始

まず、鍋にオリーブ油を入れて、熱します。
熱くならないうちに、おろしニンニクとおろし生姜をいれ、焦がさないように、炒めます。少し、香りがしてきたら、火をとめてからスパイスの4分の1を入れ、さっと混ぜ合わせます。

[スパイスの成分は熱に弱いので、出来るだけ最後に入れた方がよいのですが、スパイスには親油性のものと新水性のものがあります。クミンや唐辛子などのスパイスは親油性であり、油となじませた方がよいため、一部だけ先にいれます。]

そこに、ペースト状にした野菜をすべて入れ、中火で沸騰するまで混ぜながら、煮込みます。(焦げるようであれば、少し水を加えて下さい。)
沸騰したら、鶏ガラスープを入れ、さらに40分煮込みます。

火をとめて、少しさましてから、乳製品をいれます。
※乳製品は全体の味をまとめる役割があります。高温で入れると分離する可能性がありますので注意して下さい。

そのあとで、スパイスの残りである4分の3をいれます。このときに、スパイスがダマにならないように、注意してください。(スパイスのはいったボールにスープをいれてすこし伸ばしてからいれることをお勧めします。)

最後に塩をいれて良くかき混ぜ、余熱で少しなじませたら、できあがりです。

以上のようにして作ったカレーは、スープ状のサラサラカレーです。
ドロッとしたものがお好みであれば、にんにくと生姜をいためるときに小麦粉を小さじ一杯いれてください。
ただ、毎日続けて食べるには、スープ状のものの方が、飽きることなく美味しく、食べれると思います。

 

6.スパイスの力と食材の旨みと栄養を活かす保存法

このように、健康にこだわったカレーつくっても、保存方法を間違うと、スパイスの力や食材の栄養とうまみが失われます。

鍋を流水にさらし、出来るだけ早く常温に戻したあと、一人前ずつ、空気が入らないようにして、耐熱性もあるフリーザーバックに入れます。
スパイスの力と食材の栄養と旨みを閉じこめるには、急速冷凍が不可欠です。業務用冷蔵庫なみの急速冷凍機能がついた冷凍冷蔵庫があればベストです。そうでない場合、1人前ずつをアルミのトレーで挟むようにすれば、普通のご家庭の冷蔵庫でも、ある程度急速に冷凍することができます。

あとは、朝忙しくても、ご飯だけ炊いておけば(冷凍ご飯を温めても可)、健康カレー1人前を冷凍庫から取り出し湯煎をしてもらって(フリーザーバックが鍋肌にあたって包材が溶けないようにご注意下さい。)、ご飯と一緒に食べれば、午前中から元気がでて、毎日の健康をサポートする健康的食事になります。

 


 

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